統計資料

「インバウンド」や「爆買い」が流行語になる時代、観光を取り巻く環境は刻々と変化しています。
旅行業や貸切バス事業を営む方々にとっても時代の変化を捉え、うまく流れにのれるような経営の舵取りが求められます。
統計資料はこうした時代の流れを掴む強力なツールです。当ページでは、各事業者の経営の舵取りに有益な情報を随時掲載していきます。

訪日外国人客数の推移(~2014年)

訪日外国人数はこの20年、右肩上がりで増加しています。(参:グラフ1)
とくにこの2~3年はアジアからの訪日客を中心に急激に増加しています。
訪日外客数の推移

[グラフ1]

円安を背景に訪日外国人増加

近年の外国人観光客の増加は背景にいくつかの要因があります。
その一つが円安であることはいうまでもありません。(参:グラフ2)
2008年9月のリーマンショック以降、円高が続き2011年10月には円が1ドル75.32円の史上最高値をつけました。
しかし、2013年4月、日銀が異次元と呼ばれる緩和策を実施し、徐々に円安に反転していきました。
為替相場の推移

[グラフ2]

ビザ免除&発給要件緩和で東南アジアからの訪日客急増

もう一つの要因として、戦略的なビザ発給要件の緩和があげられます。
下記のグラフをみると、中国、タイ、マレーシア、フィリピンが目だって伸び率が高くなっています。(参:グラフ3)
政府は2013年(平成25年)7月にタイ、マレーシアに対してビザ免除を実施しました。
さらに2014年(平成26年)にはインドネシアに対するビザ免除(在外公館へのIC旅券事前登録)、フィリピン、ベトナムに対しては大幅に発給要件を緩和しました。

新興国の所得上昇に伴う海外旅行熱

近年、中国やインドネシアをはじめとするアジアの新興国では所得が急速に伸び、高額所得者を中心に海外旅行熱が高まっています。
その行き先として、ビザ免除や発給要件の緩和でこれまで以上に訪れやすくなった日本を選ぶ人が増えたと考えられます。

オールジャパンによる日本の魅力を情報発信

オリンピック誘致と併せて展開された日本の魅力を海外に発信する活動も訪日観光客の増加につながったと考えられます。
官民一体となって漫画やアニメ、音楽や映像、食、サービス、ファッション、伝統工芸などの魅力あふれる日本コンテンツをさまざまなメディアを通して海外にアピールしてきました。
また、「質の高い」日本の魅力をアピールする訪日プロモーションの展開も訪日促進につながっていると考えられます。
2014国別訪日外国人数伸び率

[グラフ3]

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